Fostex FE107のエッジ修理

このスピーカーは記憶では40年くらい前?に作ったものだと思います。
当時は安価だったFostexのFEシリーズで、ベストセラーのFE103の防磁モデルだったFE107(当時は1個2,700円くらいだった)を使って作りました。
エンクロージャーは確か、ユニットの取説に載っていた推奨箱ほぼそのままだったと思います。
まあ、この箱では低音は出ませんが、ボーカル帯域がすばらしくて、フルレンジユニットの良さを知ったスピーカーでした。
箱の外観はずいぶんくたびれて、途中前面にコルクシートを張ったりして(その後剥がしたので)、汚くなってしまいました。
そうして今年の前半、スピーカーからビビり音がするようになり、よく見るとコーン紙とエッジの接合部分が剥がれていることに気づきました。
このころのFEシリーズは布エッジなので、ウレタンエッジのスピーカーより遥かに長持ちしますが、それでも40年経てば、こうなりますわね。

ということで、コーン紙と布エッジならば、木工ボンドでくっつくんじゃない?と思い、やってみました。
絵の具の筆で布エッジの裏側に木工ボンドを塗布して、裏側と表側を指の腹で押さえながら少しづつ接着していきました。
ここまでくたびれたユニットなので(センターキャップも潰れているし)、細かいことは気にせず、くっつけば良し、って感じで。
(写真奥がコーンとエッジが剥がれた状態で、写真手前が木工ボンドで接着直後、まだ乾いていない状態)
なんでも昔のものは修理がしやすいもんですね!
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