おうちカフェ気分

我が家のささやかな贅沢は、自家焙煎店の珈琲豆を、手挽きミルで挽いて、ペーパードリップで淹れて、飲むことです。
今のご時世、なかなかカフェめぐりなんてできませんが、私たちはずっとおうちカフェをしてきたので、特にストレスではありません。
高級なコーヒーでなくていいのです。
値段やブランドではなく、本当に好みの焙煎で煎られた珈琲は、美味しいものです。
コーヒーは焙煎次第。
今日は久しぶりに妻が訪れたお店で買ってきてくれた珈琲豆「カロシ・トラジャー」を飲みました

写真のお菓子のうち、四角いパイのようなやつはウクライナのお菓子です。
ジョイフル本田富里店内のジャパンミートというスーパーマーケットで買ったものです。
何年か前から、見かけるとよく買っています。
素朴なパイ生地のお菓子で、我が家のお気に入りのひとつですが、じきに入ってこなくなるのでしょうか。
一日でもはやく、あんなことは終わってほしいです。
私たち夫婦の好みは、中煎りの珈琲豆なので、油の浮いた(豆の表面が光ってる)ような深煎りが主体の自家焙煎店でなく、ちょうど豆のしわがのびたくらいの煎り方をしてくれるお店が好きですが、そんな店はかなり少ないです。
自分で少しでも焼いてみればわかるのですが、ある意味で、深煎りは簡単です。
ですが中煎りは、豆の芯まで火がはいったかどうか(ちょうどいい具合を)判別するのが、すごく難しいです。
とくにグアテマラなどの中米系の豆は固いので、火が入りづらく、難しいです。
なので、私は自家焙煎店の好みは、中米系の(特にはグアテマラの)豆を飲んでみることで判断しています。
グアテマラを深煎りしていたら残念、中煎りで火の通りが甘く青臭い酸味が感じられたら残念。
グアテマラの良さは特に芳香と酸味ですからね。
私は以前スペシャルティコーヒーの展示会へ行ったことがあり、グアテマラのブースで、異なる複数の高地の地域の豆の飲み比べをしましたが、素晴らしい芳香とすがすがしい酸味を味わうことができて(そして、地域の違いも明瞭にわかって)、感激した覚えがあります。
また他のどこの国のブースも豆の特徴をよく表現した焙煎がされていて、珈琲の味わいの奥深さを知ることが出来てすごく勉強になりました。
(ですが、日本の商社が出しているブースの焙煎は概ねひどかったです。本当に残念でした。)
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