AQUOS wish

SIMフリー機のAQUOS wishを購入し、妻の伯母が使えるようにセットアップしました。
義伯母は今までauのかんたんケータイを使っていましたが、一念発起して、義母がもう数年使っているスマホを使ってみたいということで、auの契約を終了し、新たにdocomo系MVNOで通話SIMを契約したのでした。
義母も3年使ったスマホ(AQUOS Sense3)を更新し、義伯母と同じAQUOS wishにしたので、使い方を教えて合ってもらおうという私たち夫婦の目論見です。
義母も義伯母も90歳目前なのですが、義母はそれなりに使いこなせていて、義伯母も使い方をさらっと教えた感じでは良い感じで、さすがは現役で飲食店を切り盛りしてきただけ違うなぁ、と思いました。
スマホを使いこなすコツは、
- アイコンやマークなどの意味を理解して掴むこと(歯車マークはほぼ常に詳細設定とか、縦に点3つはサブメニューが隠れているとか、三のマークはナビメニューとか)
- 一つのアプリを使い込むこと(そのアプリで教えられたところだけじゃなく、それ以外も冒険して機能を発見する)
- アプリ毎に違うように見えて実は類似性がある部分を推測して見つけること(FacebookとInstagramとtwitterのどこが同じでどこが違うか)
多くの人が教えてもらわないと習熟度がさっぱり上がらないパソコンと違って、スマホはそのハードルを下げるためにアプリの方が過剰に親切で、またおせっかいで、さらに過剰に省略されているので、チャレンジ精神と神経衰弱的な短期記憶があれば、使えるようになります。
なので、短い時間で集中的に触れられれば、高齢者でもある程度使えるようになると思うのです。
「慣れの問題」と簡単に言えない部分があるのは事実ですが、「一番は楽しんで使う」ということではないかなと思います。
義伯母が楽しんで使えるようになるといいな、と思います。
最終的にスマホでもパソコンでも最大の障壁はテキスト入力の正確さとスピードです。
パソコンで入力が遅い方はスマホも遅い方がとても多いです。
パソコンで入力は速いが、スマホは遅いという場合はあります(中高年に多いです)。
スマホで入力は速いが、パソコンは遅いという場合はあります(キーボードタイピングが不慣れな若年層に多いです)。
AQUOS wishを選んだのは、単に義母がsense3を使ってきたので見た目慣れているものを、ということなのですが、私もsense4を1年使ってきて国産メーカーの安定度はやはり高いものがあると実感してきたからです。
それまで中華スマホの廉価機を2台使いましたが、どれも3年以内に壊れました(OS起動不能、WiFi+Bluetooth機能停止)。
ですが中華スマホの高級機2台は今だに現役です。
これは如実に中身の個々のデバイスの品質に差が付けられている証拠だろうと思いますが、国産メーカーはこういう品質保証はしないだろうと思います。
少なくとも私が勤めた電機メーカーでは上から下まで品質基準は一貫していましたが、BtoBで客先から差がついたロット毎に出荷要請があったことは知っています。それはどこも海外の取引先でした。
一般製品には市場不良率というものがありますが、最近はこれがあまり重要視されていない感じがします。
(安ければよいので、ネット通販が主な販売チャネルになるが、壊れても修理や返品をしない場合が多く、市場不良率が把握されない)
国産メーカーの製品でもたまに市場不良率の高い製品(型番やイヤーモデル)があるようで、各メーカーのフィールドサービスエンジニアの人たちや大手家電量販店では周知の事実だそうですが、なかなかそういう情報は表には出てこないようです。
いずれにしろ、日本の家電量販店が海外ブランドの製品を積極的に売らない最大の要因は、サポートの貧弱さだけでなく、この市場不良率の高さがあるのではないかな、と思うのです。
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