2019/03/27

薪の樹種にはこだわらない

色々な樹種の薪
薪ストーブに使う薪は、基本的になんでもよくて、特にこだわりはありません。
広葉樹の薪は確かにゆっくり燃えて火持ちが良く、煙突も煤っぽくならないし、そもそも香りがいいものが多いです。でも難点は乾燥に時間がかかるのと、薪割りがちょっと大変な場合があります。
対して針葉樹の薪は爆ぜやすく、煤も多いし、低温燃焼時は臭いも独特なものが多い印象です。利点は房総半島では入手しやすく、乾燥も早いので切って1年もしないうちに使える薪になりますし、節だらけでなければ薪割りも容易です。

(唯一薪に向かいないなぁ、と思う樹種は銀杏の木です。なぜなら燃やすとギンナンのような強烈な臭いがするからです。)

私は、自力で薪集めをしてきたのだ!とは決して胸を張れませんが、集めてもらったり、薪情報をもらって取りに行ったりするのですから、薪になる木は何でもいただきます。
木には命が宿り、人間の都合で切られたのですから、ありがたく活用させていただくことにしています。
もちろん切られた木がその場所で朽ちていき土に帰る(分解過程で一部はゆっくり二酸化炭素を放出し、一部は有機物として地中へ固定される)のも素晴らしいことで、その過程で多くの虫や小動物の命の助けになることでしょう。
薪を焚き(その過程で二酸化炭素は大気へ)、灰を土に帰し(多くのミネラルが土壌へ)、いずれまたそれらが木を育てるというサイクルの中で私たちが暖をとらせてもらう、このほとんど自然に対して無理がない過程が好きです。

このカーボンニュートラルを知ってから、日本で本当にもっと薪燃料が見直されるといいなと思うようになりました。
欧米では大都市部を除いて今でも薪燃料が使われています。
薪を焚くことは、(もちろん癒しや和みという側面もありますが)もっと実用的なものとして再認識されるといいなぁ、と思います。

ところで、薪ストーブのみならず、ログハウスやアウトドア、ナチュラル系スタイルの雑誌や本を数多く出版していた地球丸さんが、破産してしまったそうで、本当に残念です。
「夢の丸太小屋に暮らす」の別冊として創刊された「薪ストーブの本」の初号(2008年)に、このブログの前身の「うきうきログハウス暮らし」を紹介していただいたので、小さいながら縁のあった出版社がなくなったのは、淋しい限りです。
紙媒体は本当に厳しいご時世になりましたね。

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